というわけで、Ubuntuをインストールして使ってるわけですが、これが一筋縄では行かなかったので経緯をメモ。Vaio Type Pも同じ問題を抱えているので参考になるかも。
まず、Mini 12のUbuntuモデルでインストールされるUbuntuは通常のパッケージとは異なりDell独自のパッケージになっています(Belmontと呼ばれてる)。 このパッケージは一部プロプライエタリなものを含んでいるため公開されていません。
そこでオープンなパッケージの選択ですが最新版である8.10(Intrepid)は、Mini 12のGMA500を載せたPoulsboのXドライバであるxserver-xorg-video-psbがX.Org 7.3までしか対応していないのとDRMドライバがkernel 2.6.24以降のカーネルで存在しないため、VESAドライバでしか動かせず解像度が1024X768までの制限になります。 一方の8.04(Hardy)はxserver-xorg-video-psbが用意されていますが、デスクトップ版や日本語RemixだとkernelオプションをつけないとHDDが見つからなかったりこれまた面倒です。 そこで今回はUbuntu Netbook Remixのインストールイメージを使うことにしました。
ここからISOイメージを入手してインストールDVDを作るか、imgファイルからUSBインストーラを作ってインストールします。 UNRのインストーラはパーティションの指定などができないため、まるっとHDD全部をフォーマットしてどすんとインストールする豪快さです。Windowsとのデュアルブートを考える場合はインストール後にパーティションを変更してgrubなどのブートローダーをインストール・設定する必要があります。インストール直後からディスプレイ解像度以外は無線LANもサスペンドからの復帰(たまに失敗するけど)もサウンドもディスプレイの輝度調整も問題なく動きます。 インストール後にはデスクトップモードを変更してUbuntu Netbook Launcherからクラシックモードに変更して、Maximusを無効にしました。
次にxserver-xorg-video-psbのインストールですがUNRのリポジトリのバージョンは少し古いのでppaのリポジトリを/etc/apt/source.listに追加します。
deb http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu hardy main deb-src http://ppa.launchpad.net/ubuntu-mobile/ppa/ubuntu hardy main
これでxserver-xorg-video-psbをインストールすればlibdrm2なども最新のものと置き換わり、Xを上げなおしたら解像度が1280X800になりました。ただ個人的な体感だとFirefoxのスクロールがもたつくくらい重い気がします。これが、Mini 12のハード的な仕様なのか、ドライバの不出来なのかは判断しかねています。 さらに、このドライバは今のところ2Dのアクセラレーションのみで3Dと動画再生支援はサポートされないためCompiz3Dデスクトップは動作しないし、動画再生時のCPU負荷軽減などは見込めません。Dell版Ubuntuはこの辺のサポートがされているようです。
おまけですが、Mini 12は1.8インチHDDを使っていて、これのディスクの回転開始時か停止時かわからないのですがカッコンカッコンと結構耳障りな音がするので/etc/rc.localに
hdparm -B 254 /dev/sda
としてパワーマネージメントを無効にしると精神的にも快適です。

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