[Book] オシムの言葉
集英社インターナショナル (2005/12)
発売当初から読もう読もうと思ってたのですが、ようやく読みました。
っていうか、一日で読みきりました。
祖国の内戦という平和な日本では想像もつかないような経験を経ての言葉の重さは、巷のマスコミで踊っているような「オシム語録」なんて生半可なものじゃないということが良く分かる本です。
そのサッカー観も「走るサッカー」なんて一言で片付けられるものではないことがよくわかる本です。
今サッカーをやっている若い人はもちろん、人に物を教える立場にある人、人を動かす立場にある人にも読んで欲しい本です。
この本を読んでから最近のインタビューなどを読み返してみたら、オシム監督の言葉や起用方法には選手だけではなく、マスコミ、協会、サポーターへのメッセージ、というか教訓が刻み込まれていることがわかると思います。
これを読んだだけで日本のサッカーの未来は明るい・・・なんてことは言うつもりはありませんが、確実に何かを残してくれそうな人だと思いました。問題は受け取るボクら日本人がどうするかということだと思います。
また、読み終わってから気がついたのですが、著者の木村元彦さんはボクが人生で最も感動した本の一つで、ストイコビッチの半生を描いた「誇り」の著者でした。
ボクはこれを読んでから90年ワールドカップのユーゴ代表の映像をもう一度見たのですが、アルゼンチン戦などは本当に涙が止まりませんでした。サッカーを見て涙を流したことは何回かあるけど、結果を知っていて泣いたのは生まれて初めてでした。
こっちもサッカーファンならずとも是非とも読んで欲しい名著です。
集英社 (2000/09)
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