というわけで、にわかレッズサポーターの友人に誘われて、天皇杯準々決勝のレッズ - ジュビロ磐田を国立競技場まで見に行ってまいりました。
ちなみにこの友人、Jリーグ発足当時はヴェルディサポーターだったのを良く覚えています。
1985年に阪神が優勝したときに初めて阪神ファンだと言い出したのも良く覚えています。
要するにポリーシーのないお気楽ご気楽な愉快な方です。
まぁそんな話はさて置き、実は僕はレッズの試合を生で見るのは今回が初めてだったんですよ。
ブラウン管を通してレッズサポーターが熱狂的なのは知ってましたが、甲子園ライトスタンドの病的な阪神ファンやイタリアのサンシーロスタジアムの暴力的なまでのミラニスタを生で知ってるだけに
大したことないだろ。
とたかをくくって国立競技場に向かったわけですよ。
スタジアムに着くと友人がレッズのTシャツを買って応援すると言い出したので、個人的にはレッズのファンでもジュビロのファンでも何でもないのですが、ネタで僕がジュビロのTシャツを買うことになったわけです。席がメインスタンドほぼ真ん中ということもあり、まぁ大丈夫だろうってことで着替えて席に向かったら
甘かったです。
一言で言うと
半径50m以内はどこもかしこも真っ赤かでした。
というかはるか遠くのジュビロ側ゴール裏にしか青いユニフォームを目視することができませんでしたよ。
当然のごとく周りからは白い目で見られました。心の中では
「ネタなんです・・・」
と何度もつぶやきましたが、そんなことが通じるわけなく体中に痛い視線を浴びながらの観戦となりました。
にわかレッズサポーターとエセジュビロサポーターの図。シャッターを押してくれたのはその場にいたレッズサポーターでしたが友人と僕に対する態度が明らかに違ってました。
公式発表の入場者数が3万5千人程度言うこともありバックスタンドとジュビロゴール裏自由席はガラガラ。しかし・・・
レッズゴール裏は真っ赤か。一糸乱れぬ応援は宗教的熱狂的でした。
拡大するとこんな感じ。目に刺さります。ちなみにジュビロの選手紹介ではありえないくらいのブーイング。
今回も席は良かったです。
肝心の試合ですが、かなり面白かったです。前半始まってしばらくはジュビロがボールを支配する時間があったのですがレッズも盛り返し決定的チャンスを作るも、両者譲らずスコアレスで後半へ。後半はレッズが優勢になり、25分前後に田中がゴール。一瞬オフサイドに見えたのでリプレイを確認してる間に藤田が同点ゴール。その後2つか3つのゴールがあったけど、いづれもオフサイドの判定。そんな中、中山隊長が逆転ゴール。そのまま試合終了。ジュビロが元日の決勝をヴェルディと戦うことになりました。
ゴールシーンで湧き上がるガラガラのジュビロサポーター席。同時刻、真っ赤かの席の真ん中で一人で立ち上がってガッツポーズして周りから白い目でにらまれてたのはアタシです。
試合終了後の中山隊長のヒーローインタビュー。久々にあの耳に痛い高音&ハイテンションなお声を聞けました。この後、大はしゃぎで観客席をあおりまくってました。
というわけで、なかなか楽しい試合でした。これでかなりの強さを誇ったレッズは今年の大きな三つのタイトルのいずれにも手が届かなかったわけですが、この試合の敗因は個人的にはアレックスを真ん中に置いたことかと思われます。もちろんエメルソンの欠場は大きいのですが、チャンピオンシップのときも山田をトップ下に置いて失敗しているわけで、何故長谷部をトップ下で使わないのか激しく疑問でした。一方のジュビロはいいときの細かいパス回しがビシバシ決まってて見てて気持ちよかったです。
ちなみに帰り際に冗談で
「この状況でこのユニフォームのまま生きて帰れるかなぁ。」
と友達に聞いたら、横にいた上品な感じのレッズサポーターの女性に
「帰れません。ボコボコにされます。」
とエレガントな微笑のまま、ぼそりと呟かれたのには心底肝を冷やしました。
ついでに帰りにTシャツを着たまま新宿でラーメンを食べるのに並んでいたら見知らぬレッズサポーターらしき人たちに
「決勝戦おめでとう。チケットいらないから買いませんか?」
といきなり声をかけられました。
気がついたら友人はその人たちの輪に入ってました。
寂しかったです。